45分レッスンの理由

　当ピアノ教室の基本レッスン時間は45分、つまり小学校の授業1時間分です。

　主な理由として、「30分レッスンではできることが圧倒的に少ない」ことが挙げられます。特に導入期のレッスンでは、ピアノに触れることの他に、「楽譜をきちんと読む習慣」や「ソルフェージュ力」も身につけたいところです。

　そう考えると、どうしても30分では足りず、45分にせざるを得ないのですが、45分レッスンには実はメリットがたくさん！

　これは講師側の気持ちですが、45分を45分と捉えず、「30分+15分」と捉えると、不思議と気持ちにゆとりが生まれます。そうすると、思うようにペースが上がらず進まない時も「焦らず寄り添う」ことができます。だって、感覚的に15分多い訳ですからね。

　気持ちにゆとりがあることで生徒さんの小さな変化や気づきを発見しやすく、そこを掘り下げてレッスンを展開することもできます。もちろん、時には脱線して関係ない話をしてしまうこともありますが、それも大切なコミュニケーションのひとつです。どうせなら、心から楽しい会話をした方が、共に心地よい時間が過ごせますよね。

　当ピアノ教室では、自身の音楽経験からピアノだけではなく、いろんな活動を取り入れています。

　例えば「おうたのかつどう」。以前記事にしましたので、是非こちらを参照ください💁🏻‍♂️

　あとは、音符を書く活動であったり、講師演奏を鑑賞する活動であったりと、さまざまです。これも、レッスン時間が45分だからこそできること。45分を有効に使い、価値あるレッスンを提供したい。そんな想いで毎回のレッスンを組み立てています。

　例えば、レッスンがサクサク進み5分余ったとしましょう。そうしたら、ミニミニコンサートの始まりです！

　「○○くん、何聴きたい〜？」とジブリやら童謡やらの楽譜を引っ張り出し、一曲選んでもらいます。（講師はここから、初見大会の始まりです。時には弾き歌いをすることだってあります。笑）

　自分が選んだ曲を目の前で演奏してもらえる。これってかなり特別な時間ではないですか？ぼくも張り切って演奏しますし、終わったらちゃんと拍手を頂くようにしています。

　音楽は演奏するのも鑑賞するのも、どちらも楽しいものですよね。音楽を心から楽しみ、味わうことができる姿勢を身につけてほしい。だから、鑑賞の時間も積極的に取り入れています。

　「でも、45分ってやっぱり長いし、うちの子はちゃんと集中できるか不安…」そう思う方も少なくないと思います。でも、大丈夫です！だからこそ、いろんな活動を取り入れて「飽きない」レッスンを目指しています。

　活動と活動の間には、机からピアノに移動したり、ピアノ椅子から降りて歌ったり、音符を書くためにしゃがんだりと、実はさまざまな動作が散りばめられています。「（集中力が切れてきて）怪しい…」と思ったら、臨機応変に言葉かけをして、気分転換できるようにしています。

　少しでも気になった方、是非お気軽にお問い合わせください♫お問い合わせはこちらから💁🏻‍♂️現在、新規生徒さんの入会が少しずつ決まってきており、現在2枠分のご相談を受けております。ぼくのレッスンポリシー上、たくさんの生徒さんは受け持つことができません。枠が埋まらないうちに、ぜひお問い合わせください☺️