今日はちょっと説教くさいお話です。ぼくが子どもの頃から(そして今も…笑)耳にタコができるくらい言われていたこと。
それは「意味のある練習」をすること。
自宅でのレッスン、ヤマハでのレッスン。場所は違えど、伝える事・やる事は同じです。音楽の楽しさを伝え、それを享受することができる心を育てる。音楽の楽しさを表現する楽しさを伝え、それを的確に再現する技術を教える。そして自立。それに尽きます。
ぼくは当時、自分の好きなことはやり、好きじゃないことはやらない。いわゆる、悪いお手本になる生徒だったと自覚しています。
けれど、目指したい将来像は明確にありました。その目標に向かって先生方がいかに情熱をもって日々指導してくださっていたのか。教える立場になった今だからこそわかります。感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな中、よく言われていたことが「意味のある練習」をすること。ただ30分や1時間弾けばいいんじゃない。その30分なり1時間を「どれだけ意味のある時間にするか」が大切なんだと。
ぼくの日々のレッスンでは、自身のそうした反省や経験を生かし、「具体的な練習メニュー」や「練習メニューの組み立て方」などをお伝えしているつもりです。
「どうすれば弾けるようになるのか」
「どうすれば上手くなるのか」 …
それは、自分の「出来ない現実」を受け入れ、謙虚に練習を積み重ねることに尽きます(これはもちろん、ぼく自身にも言えること!)。レッスンを受ければ自動的に上手になる訳ではありません。そんなにピアノは甘くないのです。自信をもって言えます。笑
レッスンで教わったことを自宅できちんと復習し、自分のモノにすることで初めて次のレッスンに繋がり、少しずつレベルアップしていきます。
これからも地道な努力を積み重ね、自分が思い描く音楽を素敵に表現できるその日まで、是非一緒に頑張っていきましょう☺️ぼくは、そんな皆さんを全力でサポートします。ぼく自身も成長を止めないよう、勉強・努力・反省の日々です🔥
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