昨日5月5日、上野は旧東京音楽学校奏楽堂にて開催されたアジア国際音楽コンクールの伴奏部門に参加してきました。
予選はいわゆるテープ審査で、結果が郵送されてくるまでドキドキの毎日でした。予選合格通知を頂いてから本選までは一ヶ月を切っていたので、毎日必死に練習😭
演奏した曲はショーソンの「愛と海の詩」から「リラの花咲く頃」という曲で、一言でいうと【とても陰鬱】な曲です😌笑
この曲にはオーケストラ伴奏版とピアノ伴奏版があるので、スコアとピアノ譜を見比べたり、何通りものオケの演奏を聴き比べたりして、とにかく自分にしか出来ない演奏をしよう!と思って臨みました。
本番。
予想通り、ファイナリストの皆さんは揃ってゴリゴリマッチョな伴奏曲を持ってこられまして笑、こりゃやられた!と思いながらも、憧れの旧奏楽堂でピアノが弾ける喜びと幸せを噛み締めて弾こう…と、前向きに気持ちを切り替えて臨みました😂
だけど、始まればやっぱり楽しくて。ピアノのまろやかな音色やフワッと広がっていく音空間、清潔感のある残響を味わい、そして、共演してくださった武部さんの緊迫感のある歌唱に心動かされながら演奏することができ、気持ちよく終えることができました☺️
結果を見た時は、3位かぁ…と少し落胆しましたが(本当は優勝したかった!!)、今回のファイナリストはヤマキリサーチによるとかなりの面々だったことがわかり、その中での3位入賞は、ぼくにしてみれば健闘したのかなと思います。でも、次は1位を獲りたいです🔥
今回、たくさんの学びを得た上で表彰までして頂けたので、とりあえず現時点では満足しています。けれど、これに懲りずもっともっと勉強して、いろんな経験をして、声楽の伴奏はヤマキに!と、いつの日か皆さんに思って頂けるよう努力し続けます✨
ちなみにこのコンクールの入賞者は、ウィーン国立音楽大学のリストザールというところで開催予定の入賞者演奏会に優待者としてノミネートされます。参加支援金も順位に応じて頂けるので、今から楽しみです!
と言いつつ、コロナ禍と世界情勢が不穏なのとで開催はあくまで「予定」なのですが…😭(現時点で、昨年開催された本コンクールの入賞者演奏会も未だ開催されていません!)
そんなこんなで、とても充実した子どもの日になりました。
最後に、音楽的側面から様々なアドバイスをしてくださった本多先生をはじめ、各種SNSで日頃の愚痴や悩みなど大らかに受け止めてくださった皆様、本当にありがとうございました☺️✨
↑↑会場の旧東京音楽学校奏楽堂です。
国の重要文化財に指定されていて、それはそれは厳かな雰囲気漂う特別な空間でした。
↑↑本番で使用した楽譜。
自分の信念と拘りをギュッと詰め込んだ、ぼくだけの伴奏譜になりました。
↑↑昨日頂いた賞状。
本当はトロフィーもあるのですが、数が足りなかったらしく。笑 後日郵送で届きます😂
↑↑帰りの新幹線で。
疲れ切ってます。大好きなオムライスのおむすびとトッポを買って食べました♫
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