11月20日、岡山県岡山市にある岡山シンフォニーホールにて第74回全日本合唱コンクール全国大会が開催されました。
福島大学混声合唱団（以下ふくこん）とのコンクールでの共演は今回で2回目です。ぼくにとっては初めての全国の舞台で、お客様の前で、ふくこんの皆と共演できたことは大変光栄であり、とても幸せな時間となりました☺️
コロナの影響で昨年度はコンクールも中止、定期演奏会も中止でした。活動するチャンスが次々と奪われていった中、諦めずに前を向いてきたふくこんの皆、本当に凄いです。合唱にかける想いの強さ、合唱が好きだという純粋な気持ちを感じずにはいられない濃厚な数ヶ月でした。
回を重ねるごとに響きがまとまり、言葉のニュアンスが美しくなっていく様は見事で、勲先生の豊かで確かな指導はもちろん、学生一人一人の意識の高さや学指揮の子の徹底した確認作業が相まってそうさせたのだと思います。
私事ですが、今年度はありがたいことに小・中・高・大と4校分の伴奏をさせて頂きました。そんな中、スケジュールが合わなかったり、ぼく自身の練習時間が思うように確保できなかったりしてふくこんの皆にはたくさん迷惑をかけたと自覚しています。それでも、皆の熱心な姿に刺激を受け、勲先生の言葉に励まされ、全国の舞台までたどり着くことができました。
結果は銀賞✨
金賞を目指していた身としては悔しい気持ちもあります。ですが、まず何よりも、不安定な社会状況の中で各々が真剣に考え、どうすればコンクールに参加できるか、どうすれば練習する機会と場所を得られるか模索しながらここまで来たのですから。それ自体が尊いことですし、そんな素晴らしい後輩たちを前に、ぼくは頭が上がりません！
心から、ふくこんの皆を祝福します。
本当におめでとう！そして、ありがとう☺️
12月24日には定期演奏会が控えています。まだまだ気は休まりませんが、今のメンバーともう少しだけ一緒に音楽を共有できることに、この上ない喜びを感じています。
これは毎年思うのですが、ぼくを伴奏の世界に導いてくれたひとつの大きなキッカケは間違いなくふくこんの皆との共演であり、ぼくをここまで育ててくれたのもふくこんの皆です。
感謝の気持ちを忘れず、共演できる喜びを感じながら、もう少しだけ。この幸福な時間を楽しみます✨
日頃より、福島大学混声合唱団の活動を応援してくださっている皆様へ。心より、御礼申し上げます。今後もよろしくお願いいたします♫
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