BGMピアニスト?

 今日の午前中も、伊達市立堰本小学校へ出向いて卒業式に向けた練習に参加してきました☺️前回よりも堂々と入場できるようになっていて、また、ふとした瞬間に見せてくれる笑顔が多くなった気がして、そんな子どもたちの姿に癒された午前中でした。

 卒業式の中で、とても素敵な時間があります。「卒業のメッセージ」です。
 子どもたちが6年間の歩みを振り返り、親御さんや先生方、そのほかたくさんのお世話になった方々への感謝の言葉を伝える「泣ける」時間なのですが、ぼくはこの時、ピアノでBGMを担当しています。
 ピアノももちろん聴いてほしいですが、主役はもちろん子どもたちです。だから、音量が大きくなりすぎないように気をつけています。それに、曲が変わるきっかけの言葉もあります。目線は楽譜と台本を行ったり来たり、耳は子どもたちの言葉と自分のピアノに行ったり来たり…とても忙しいです!笑

 でも、いろんな方と共演させていただいた経験が生きているような気がします。
 例えば、ぼくの耳に子どもたちの声が聴こえないと、まず確実にピアノの音量が大きいことになります。それに、セリフが今どの辺で、きっかけの言葉まであと約何秒だから、そこから逆算して曲をいい感じに終始させるには、あの辺で終止モードに入らないと…などと考えないと、せっかくの雰囲気が台無しになります。

 アンテナを張り巡らせて演奏する。…

 たくさんの方との共演を経て培ってきた習慣だと思うと、今までいろんな舞台でご一緒する機会をくださった共演者の方々には、改めて感謝の気持ちでいっぱいです☺️
 音楽はどこかで繋がっている。
 どこかで経験したことが、違うどこかで生きています。無駄なことなんて一切ないし、そのどれもが勉強であり、貴重な経験だとぼくは思います。

 卒業式本番までまだ数回小学校に行くチャンスがあるので、その場にいるみんなが幸せになれるような時間をつくれるよう、努力したいと思います♫

Ongaku no jikan | 八巻和也公式サイト

♬福島県伊達市のピアノ教室「おんがくのじかん」♬ 真面目に楽しくコツコツと! 教員免許状取得の現役共演ピアニストが、わかりやすく丁寧にレッスンいたします。

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